ハナレグミ ツアー2005「帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。〜永積タカシ 弾き語ってます!〜」(タイトル長いな)を観に横浜大さん橋ホールへ。地元なので大さん橋にはよく行く。散歩するのにちょうどいいから。風に当たりながらぼうっと海を眺めたり、歩き回ったりして疲れたら中にカフェも。そこでコーヒー飲みながら、この店この風景どこかで観たことあるなあってずっと考えてたら、ドリカムのPVに使われてた場所だったり。ドリカム聴かないけど、そのPVスカパーでめちゃめちゃ流れていたのでよく覚えてたみたい。
ホールもとても素敵なところ。奥がガラス張りで海が見える。ステージを作ると演奏している後ろが一面ガラス越しに海になるわけ。遠くからでは海は見えないけど、鳥が飛んだり船が通ったりするのは見えます。夜はほんとにきれい。
ライブもとても楽しかった。船が出発するため「汽笛待ち」で20分ほど遅れて始まった一曲目がいきなり「マドベーゼ」でどきどきする。「そして僕は途方にくれる」「いかれたBaby」とカバーが続き、そういえばいい曲がいっぱいあるんだから作る必要ないってインタビューで言ってたな、なんてことを拍手しながら思い出した。一曲終わるごとに何やろうかなー、何も考えてないなーとかぶつぶつ言いながら次の曲へ。途中で現れたゲストも豪華。鈴木惣一郎さん、高田漣さん、今野英明さん、原田郁子ちゃん(アンコールで湯川潮音さんもいらっしゃいました)。もちろんリハーサルはしていると思うけど、なんだかみんなで飲んでてその勢いでセッションしているような楽しさが。
本編の最後が「サヨナラColor」で、思い入れがありすぎる曲なので個人的にはそのままアンコールもなしで泣きながら帰りたかったくらい。アンコールも楽しかったけどね、もちろん。
ひとり寂しくぼうっと赤レンガ倉庫方面に見える横浜の夜景を見ながらの帰り。ライブはひとりで行くことに慣れたけど、なんとなく帰りが寂しいのは仕方がないのかな。