ゲストの発表が当日以降も一切なしという異例のイベント。もちろんチケットを購入した人はわかっていて買ったでしょうが。何が出るよりも、ライナー1ヶ月記念で、3バンドが一気に観られるなんてかなり嬉しい。が、入ってすぐ下ろされた幕の横から見えたベースで最初のバンドがわかってしまった。。。

一番手は予想通りのASIAN KUNG-FU GENERATION。ゴッチが最初にいきなり「行きますよー!」とても盛り上がる。本当にテルスター好きなんだなー。
途中聴きなれたイントロが。あっ「インチキさを、ずっと」だ!歌うのか!「きしーんだ、そのこーころ」あれっ、、、アンダースタンド好きだけど、インチキさが聴きたかったよ。そしてゴッチの話が結構長かった(笑)ガールハントのO.A.をやった話(有名ですね)も。
うろ覚え
遥か彼方
羅針盤
Hold me tight
アンダースタンド
電波塔
ループ&ループ
君という花
「盛り上がってないなー」なんてゴッチは言ってたけれど、それぞれ好きに楽しんでいた感じ。最近にはめずらしいアジカンのライブになったのでは。

次はスケルトンズ。キーボードが向かって左手に置かれている。立ち位置が変更されて、千葉さんは真ん中で熱唱!途中で、前ベーススケルトンのヨロンさんと初代メガネスケルトンのゴッチが登場。沖縄民謡のようなゴッチが作ったスケルトンズの曲を演奏。「無理やり入れられた」と言ってはいたが、結構楽しそうで「前はこんなにMCはおもしろくなかった」と突っ込んだり。「恋するモグラ」「カエルの歌」「カルシウムブギー」など新しいアルバムの曲があり、「トゲホネロック」など定番もあり。最後は「lincoln」でn.A.T.uはなし。さすがに無理よね。

3番目はザ・ガールハント。すでに21時をまわっています。一曲目にいきなり「フラッシュバック」のイントロが。アジカンと同じパターンかと思ったら、2人で最後まで歌いきる。演奏はかなりつらそうで、やっぱりアジカンのリズム隊はすごいと思った。そんなリズム隊に「インサイド」歌わせようと思って、断られたらしい(笑)カバーに盛り上がる客席に向かって、ガールハントより盛り上がってんじゃねえよ、っていうかアジカンより盛り上がってんじゃん、みんなガールハントがやるアジカンが好きなんだ、複雑な三角関係だな、などと意味がわからないことを増沢くんがだらだらしゃべる。風邪をひいてつらそうな千葉さんは「風邪ひいてない」「前のバンド、俺出てない」とぶつぶつ言いながらの演奏。
仕草ひとつ
超大作
カーマイン
ara river
飴玉
最後の「アカゲラ」前にチューニング始めたらSEが。怒るメンバー。開店イベントの時も違うバンドの登場SEかけてたなー。さすがライナー(笑)でも、増沢くんが「ぼくらがザ・ガールハントでした!」って言って曲を始めるので、終わりかと思うのも仕方がないかと。

最後にテルスターだ!と待ち構えていると、最初に出てきためがねの男の子、あれ増沢くんにしてはちょっと背が大きいなー、とよく見るとケンちゃん。そしてゴッチも登場。「社長が死んでるので」というわけで、2人でシーチキンボーイズとして演奏。最初は新日本ハウスのCMの曲「Dream」。ゴッチは全部を知らないらしく、最初のフレーズだけ繰り返し。ケンちゃんがめがねをかけたままコーラスするが、どんどん落ちていくのがかわいらしい。もう1曲、「Nothing is the matter」を演奏して終了。

ようやくテルスター!今日一番の盛り上がり。アジカンよりも盛り上がってた。
「ホントのところ」でゴッチ登場。鈴を持って踊りながら熱唱。楽しそうだったなー。客と同じに踊ってたぞ。
アンコールの「恐ろしく丁寧にやろう」でケンちゃん登場。マイク前を通り過ぎながら、手を上げて客に挨拶する彼にマスくんが「お前出すぎ」。ギターを弾いて、コーラスもやる。かっこいい!増沢くんが「かっこいいー!」って普通に言ってたのがおかしかった。
千葉さんが途中かなり息があがっていたのが気になって、再度のアンコールをすべきかどうか迷うがすぐにメンバーが戻ってきて「夕日は昇る」で終了。長かったけれど、楽しかった。クラブライナーのお祭りとしては、かなりの盛り上がりだったのでは。アジカンファンで埋まるのではなくて、ライナーが好きな人がたくさん来ていて良いイベントだったと思う。そして一番楽しそうだったのはゴッチだと思う。お疲れさま。